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「藤原宮は日本の原点だ」のはじまりー持統天皇は5回も建設前の藤原京へ行幸している

4月25日にお知らせした持統天皇が5回実施した「藤原宮の行幸日」について、

それぞれ意味のある日に、意味のある場所に出かけています。それだけでなく

自分の行幸の前に、現在の総理大臣に相当する太政大臣である高市皇子を現地に

派遣して下調べをさせています。高市皇子は太政大臣に就任したばかりの

初仕事です。

 さらに持統が行った5回の行幸の間に2回の地鎮祭を行っています。

この地鎮祭も意味のある日に意味のある場所で行っています。

そしてすべての行幸の最後に飛鳥から藤原宮に遷都を行っています。

この日も驚くべき日を選んで行われています。

全部で9回の行幸等の関連行事なります。これらすべてが、ある場所において、

意味の持った日に行っています。次の通りです。

1.持統4年10月29日(690年12月8日)高市皇子を藤原の宮地をみそなわす

2.持統4年12月19日(691年1月26日)第1回持統行幸

3.持統5年10月27日(691年11月25日)新益京の地鎮祭

4.持統6年1月12日(692年2月7日)第2回持統行幸

5.持統6年5月23日(692年6月15日)藤原宮の地鎮祭

6.持統6年6月30日(692年8月20日)第3回持統行幸

7.持統7年8月1日(693年9月9日)第4回持統行幸

8.持統8年1月21(694年2月23日)第5回持統行幸

9.持統8年12月6日(694年12月30日)遷都

 これらの日々が5W1H(いつ、だれが、どこで、なぜ、何を、どうしたか)

で、どのような日であるかを明らかにしていきます。

今日はこれくらいにして、次回からは少しづつ取り組んでいくことにしましょう。

次回までお待ちください。


by t-kodama-kojiki | 2018-05-28 14:13 | ①藤原宮の建設の謎

私が書いた本の内容を紹介します


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